- 見逃してはいけない症状と受診の目安
- 胸痛や胸部の不快感の原因
- 胸痛や胸部の不快感は何科に行けばいい?
- 胸痛症候群とは
- 胸痛や胸部の不快感はストレスが原因?
- 右胸が痛い・左胸が痛い
- すぐに受診が必要な胸痛
- 早めの受診が安心につながります
見逃してはいけない症状と、受診の目安
「胸が締めつけられる感じがする」
「チクチクとした痛みがある」
「圧迫感や違和感が続いている」
このような胸痛や胸部の不快感は、多くの方が一度は経験する症状です。
一方で、「しばらく様子を見れば治るだろう」と放置されがちでもあります。
しかし、胸の症状は命に関わる病気のサインであることもあり、慎重な判断が必要です。
胸痛や胸部の不快感の原因
胸痛の原因は心臓だけではなく、さまざまな臓器や要因が関係しています。
- 心臓の病気(狭心症、心筋梗塞、不整脈、心膜炎など)
- 肺・呼吸器の病気(肺炎、気胸、肺塞栓症など)
- 消化器の病気(逆流性食道炎、食道けいれん、胃潰瘍)
- 筋肉・骨・神経の痛み(肋間神経痛、筋肉痛、肋骨の炎症)
- 精神的要因(ストレス、不安、パニック発作)
このように、胸の症状は原因が非常に幅広く、自己判断が難しい症状のひとつです。
胸痛や胸部の不快感は何科に行けばいい?
「胸が痛いとき、何科を受診すればよいのか分からない」という声は多く聞かれます。
基本的には、まず循環器内科の受診が勧められます。心臓の病気は早期対応が重要であり、除外診断(重大な病気がないかを確認する)が非常に大切です。
症状や検査結果によっては、呼吸器内科、消化器内科、心療内科などへ適切に連携されます。
「どこに行くべきか迷ったら循環器内科」――これは安心のための一つの目安です。
胸痛症候群とは
検査を行っても、心臓や肺などに明らかな異常が見つからないにもかかわらず、胸の痛みや不快感が繰り返し起こる状態を胸痛症候群と呼ぶことがあります。
- 痛みの場所や強さが日によって異なる
- チクチク、ズキズキ、圧迫感など表現がさまざま
- ストレスや疲労時に悪化しやすい
生命に直結する病気ではないことが多い一方で、症状が続くことで生活の質が低下するため、適切な評価とケアが重要です。
胸痛や胸部の不快感はストレスが原因?
ストレスや不安が強い状態が続くと、自律神経のバランスが乱れ、胸の違和感や痛みを感じやすくなります。
特に、検査で異常が見つからない場合、ストレス性の胸痛が関与していることがあります。
右胸が痛い・左胸が痛い
胸痛は、痛む場所によって原因が異なることがあります。
- 左胸の痛み:心臓の病気を疑う必要があり、特に注意が必要です。
- 右胸の痛み:肺や肋骨、筋肉、胆のうなどが関与することがあります。
ただし、「右だから大丈夫」「左だから必ず心臓」と単純に判断することはできません。
痛みの場所だけで自己判断せず、症状全体を評価することが重要です。
すぐに受診が必要な胸痛
以下のような症状がある場合は、早急な受診、または救急対応が必要です。
- 突然の強い胸痛、締めつけ感
- 冷や汗、吐き気、息苦しさを伴う
- 痛みが肩や腕、背中、あごに広がる
- 安静にしても改善しない
これらは心筋梗塞などの可能性があり、一刻を争う状態です。
早めの受診が安心につながります
胸痛や胸部の不快感は、不安を伴いやすい症状です。
原因を正しく調べることで、「安心して生活する」ことにもつながります。
「大したことはないかもしれない」と感じる症状でも、気になる場合は早めにご相談ください。

